心理カウンセラーのSORAです。
今回の内容は、子供に対する間違った親の期待についてお話します。
あなたが子供にイライラする時はどんな時ですか?
- 自分の思い通りにいかない
- 想定外のことが起きる
- 言うことを聞いてくれない
などなど‥数えればきりがないでしょう。
そこで、
本記事では、子供に思わずイライラしてしまう原因について解説していきます。
しかし、
その原因を追及していくと…。
子供が言うこと聞かない=自分の思い通りにならない
とも言えるではないでしょうか?
子供にイライラする原因はズバリ!「過度な期待」なんです。
とは言っても、我が子に期待して何が悪いの?って話ですよね。
もちろん、
- 勉強を頑張ってほしい
- 周りの人に迷惑をかけないでほしい
- お友達がたくさんできてほしい
なんて願望は誰でも1度は抱いたことがあるでしょう。
しかし、
今回のお話は「期待することが問題」というわけではなく、気づかないうちに親の期待を子供に押し付けてしまうことが問題であり「危険」だということです。
具体的には、
- 子供への過度な期待に隠された親の理想
- 子供への過度な期待がまねいた結果
について解説します。
子供への過度な期待に隠された親の理想
そもそも、なぜ子供に過度な期待を向けてしまうのでしょうか?
一度、冷静になって考えてみてください。
- 自分の価値観を押しつけていませんか?
- 自分の望む反応を求めていませんか?
- 周りの子供と比較していませんか?
本当に大切なことは、子供1人1人を見ることなのに「世間体や理想」にばかりに意識が向いていませんか?
親の理想論を子供に向けても無意味です。
子供とは「こうあるべき」という考えは、親のたんなるわがままです。
子供への過度な期待がまねいた結果
親の「過度な期待」によって追い詰められた子供は、とりあえずわかったフリをするようになります。
なぜなら、本質が分かってないから。
無意識とは言え…子供の行動を全否定しているだけです。
場合とタイミングによって理解していることもあれば、正直…分かっていないこともあるはずです。
特に、小学校低学年くらいの学童期と言われる子供たちは、まだまだ幼児期の特徴が残っています。
あなたが子供と同じくらいの時に親の言うことを全て理解できていましたか?できてなかったですよね?
まだまだ親がサポートしてあげなければ、正しい選択なんてできないんです。
繰り返しになりますが「親が求めるレベルに応える」ことは難しいでしょう。
やっと、善悪についての判断ができたり、言語能力や認識力も向上する時期なんですから。
まとめ
子供への過度な期待により、無意識に愛する子供を追い詰めている可能性があります。
親が理想とする子供とは?
- 素直に言うことを聞いてくれる
- 自ら進んで勉強をする
- イライラさせない
そんな都合の良い子供がいると思いますか?いるわけないですよね?
子供は急には成長できないんです。
焦って無茶な期待をしないでください。
期待に応えてくれない子供にイライラしても無意味ですからね。
大切なのは、あなたの子供に真剣に向き合うこと。
子供だって感情を持った1人の人間なんですよ。
自分の感情コントロールできない人が子供をコントロールしようなんて無茶なんです。