今回は「【最速】イライラを切り替える3つの心理テクニック」と題して、イライラを簡単に解消する方法についてご紹介します。
イライラする状況って色々あると思うんですよ。
例えば、
- 相手の言葉使いにイライラする
- 上司の指示にイライラ
- 同僚の言動にイライラ
- 相手の態度にイライラ
- 自分自身にイライラ
っでよくよく考えてみると…。
結局…ほとんどのことにイライラしちゃってるんですよね。
じゃっ!何でこんなにイライラするのかっていうと。
実は、
あなたはすでに「イライラしてた」からなんです。
いやいや…今イライラすることが起きたからイライラしてるんだよ!って言いたくなる気持ちは分かります。
でも、
人には「感情一致効果」という心理作用があって、無意識にそのときの感情と一致した情報を集めてしまうんです。
機嫌が良い日もあれば、悪い日だってありますよね?
それって仕方ないんですよね。
なぜなら、
人は「感情」に左右されやすいから。
特に「ネガティブな感情」って無意識のうちにあなたを操作しがちなんです。
イライラしてる時は、イライラしやすいってことですね。
っでここで注意が必要なんです。
そのままネガティブな感情を放置すると、
どんどんマイナスな感情に振り回させてしまいます。
すると、
- 周りに気を遣わせたり
- 八つ当たりをしてしまったり
- 暴言をはいてしまったり
なんてこともありえます。
つまり、
無意識のうちに「精神的な苦痛」を他人に与えてしまうかもしれません…。
本人は無意識とはいえ、受けた側はたまったもんじゃありませんよね。
最悪の場合、周りとの関係性に亀裂が入っちゃうかもしれません。
どうですか?
無意識のうちに自分だけ孤立してしまう生活と周りのみんなとワイワイ仲良く生活してくのと。
答えは、
確実に後者のみんなとワイワイ仲良くすることですよね?
だからこそ、
早めの対策が必要なんです。
今回、ご紹介するイライラ解消の方法は、とても簡単な心理テクニックです。
なので「不満やイライラを今すぐ解消したい」方は、是非とも最後までご覧ください。
それでは参りましょう。
イライラを消し去る心理テクニック①【演技をする】
イライラを消し去る3つの心理テクニック。
1つ目は「演技をする」です。
ちょっとわかりにくいですよね?
演技をするとは、どういうことかと言うと。
いつもの自分とは違った「別の自分」を演じるということです。
別の自分になり切ることでイライラする状況を受け入れやすくするってことです。
他人を演じることを心理学では「ペルソナ・ペインティング」と言います。
では、
どうして他人を演じることでイライラする状況を受け入れやすくなるのかというと。
分かりやすいように「イライラするまでのプロセス」で解説しますね。
イライラするまでのプロセスは、
- イライラの原因に出会う
- 自分に関係があると認識する
- 自分で対処しようとする
- ストレスを感じる
- イライラする
の5段階です。
そこで、
イライラしそうだなぁ…って感じたら、客観的にみることが大切。
この客観的にみる行動こそが「別の自分」を演じるってことです。
もし、
あなたが一流ホテルで働くコンシェルジュだとすると、お客様からどんな無茶なことを言われても、イライラせず真摯に対応できるはず。
あなたが居酒屋の店員だとしたら「喜んで!」と元気よく受け入れることができるはず。
なぜなら、
それが当たり前だと分かってるから。
イライラする原因は、その状況にあなたが納得していないから。
だから、
別の自分を演じることで「物事のとらえかたを変える」ことができるんです。
実際に僕もイライラしてる時は、居酒屋の店員になりきって心の中で「喜んで!」と叫んでます。
っでこれが効果的面。
何だか楽しくなってきて、ウソみたいに何でもスッと受け入れることができるんです。
不思議ですけど。
これが「ペルソナ・ペインティング」の凄いとこなんです。
イライラを消し去る心理テクニック②【関係ないことを考える】
それでは、続きましてイライラを消し去る3つの心理テクニック。
2つ目は「関係ないことを考える」です。
結局、
イライラすることを考え続けるからイライラするんです。
だったらいっそのこと、全く関係ないことを考えて気持ちの論点をヅラしちゃうことが大切。
例えば、
頭の中で歌を歌ったり、数を数えたり。
好きな食べ物のことなんかを考えても良いでしょう。
要するに、
気分転換が出来れば何を考えても大丈夫なんです。
大切なことは、
考えてもどうしようもないことは考えないのが一番ってことですね。
イライラを消し去る心理テクニック③【吐き出す】
イライラを消し去る3つの心理テクニック。
最後は「吐き出す」ことです。
吐き出すとはネガティブな感情を体の外に出すこと。
これは、
ゲシュタルト療法と呼ばれる心理療法になります。
やり方は、
次の3ステップです。
- イライラの原因をハッキリと認識する
- 〇〇が原因だとハッキリと宣言する
- 1分間だけ②を繰り返す
つまり、
イライラの根源(ネガティブ要素)を意識し、自分の意思で吐き出してスッキリするということです。
目の前にストレスの原因があっても、それに気づいていなければ、ストレスを取り除けるわけがありませんよね?
自分が今、ネガティブな感情を抱えていることを認識していなければ、再びネガティブな感情を抱えてしまい…。
イライラしてしまいます。
例えば、
禁煙してる時にタバコが吸いたくなったら1、2分くらい「我慢…我慢…。」と考えてると、自然と吸いたい気持ちが消えてしまうのと同じ。
- あぁ…今すぐタバコが吸いたい!
- 吸うのはダメ!今は禁煙してるんだから…
- あれ?もう吸いたくないかも。
ネガティブな感情を認識し、ハッキリと「吸わない」意思を吐き出すことで、無理なく我慢できるんですね。
まとめ
それでは、今回の内容をまとめると。
人には「感情一致効果」という心理作用があって、無意識にそのときの感情と一致した情報を集めてしまいます。
だから、
イライラしてる時は、何に対してもイライラしやすいんです。
だからこそ、
意識して捉え方を変えなければずーとイライラしてるってことです。
そこで、
今回ご紹介した心理テクニックを使って、最速ででイライラを消し去りましょう。
3つの心理テクニックとはこちらでした。
- 演技をする
- 関係ないことを考える
- 吐き出す
要するにイライラの感情を切り離してしまうってことでした。
ポイントは、
- イライラの原因を認識すること
- イライラを考えないこと
- イライラを抱え込まないこと
これがイライラの負のループを抜け出す最速テクニックです。
あぁ…イライラしてきたって感じた時は、是非ともお試しくださいね。