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【リフレーミング】伝え方を変えると「物事のとらえ方」は真逆になる

【リフレーミング】伝え方を変えると「物事のとらえ方」は真逆になる
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発想の転換をすることで、ドン底だったモチベーションが‥。逆にモチベーションMAXの状態になることないですか?

実は、無意識に行なってる‥。ある心理作用が関係してるんです。

物事に対して

  • 見方を変えたり
  • 考え方を変えたり
  • 伝え方を変えたり

するだけでネガティブだった気持ちをリセットし、ポジティブな気持ちに変えることができるんです。

本記事では、ポジティブな気持ちに変換してくれる心理作用についてお伝えします。

具体的には、

  1. リフレーミングとは?
  2. リフレーミングで物事のとらえ方をポジティブに変える
  3. リフレーミングによって物事のとらえ方を変えてみる【シチュエーション別】

について解説します。

  • 部下のモチベーションを上げたい
  • 元気がない人を励ましたい
  • 子供のやる気をアップさせるには?

こんなお悩みにも活用できます。

リフレーミングとは?

Aという枠組み(フレーム)でとらえてる物事を、Bという別の枠組み(フレーム)として見ることを「リフレーミング」と言います。

例えば、Aに対して今までとは違う角度から

  • アプローチする
  • 視点を変える
  • 焦点をずらす
  • 解釈を変える

ことで、まったく別のものとして扱うことができるんです。

リフレーミングすることでマイナス要素の出来事」プラス要素の出来事」としてとらえることができたりします。

リフレーミングの例

あなたが病気で手術をするとします。

主治医の先生から手術について説明がありました。

A:この手術の死亡率は10%です。
B:この手術の成功率は90%です。

どちらも同じことを伝えているんですが、手術を受ける側としては、Bの成功率が90%と伝えられた方が、ポジティブな要素としてとらえやすいですよね。

リフレーミングの種類

リフレーミングは次の2つに分けることができます。

1つは、

状況のリフレーミングとは?

この状況でAは役に立たない‥。では他のどのような状況ならば役に立つだろうか?

のように、うまくいっていない状況や物や人に対して、別の状況や場所、あるいは別の物として機能できないだろうか?と考えることです。

もう1つは、

内容のリフレーミングとは?

Aには他にどんな意味があるのか?
Aにプラスの価値があるとすれば一体何なのか?

のように、根本的な枠組み見直すものです。

内容のリフレーミングは、意味のリフレーミングとも呼ばれています。

リフレーミングの簡単な使い方は後半で解説しますね。

リフレーミングで物事のとらえ方をポジティブに変える

人は物事を楽観的に考えるより悲観的に考える方を選択するんです。

つまり、

ネガティブ思考なんです。

これには、理由があります。

私たち祖先の考え方が「脳にプログラム」されているからなんです。

詳しくは、ネガティブ思考が止まらない時の対処法【脳の正しい使い方】で解説しています。

だからと言って、ネガティブな考えでいいわけありませんよね。

では、

どのようにポジティブな考えに切り替えるのかと言うと‥。

心理的要素を活かした「リフレーミング」を普段の生活にとり入れるべきなんです。

例えば、

有名な発明家や成功者などは、

  • 逆境
  • 失敗
  • 挫折

を繰り返し‥。

逆境を跳ね除けるチカラを手に入れ、失敗から学び、挫折を乗り越えることで、あらたな世界を切り開くことができたのでしょう。

無意識にリフレーミングの心理作用が働いていたのかもしれません。

リフレーミングによって物事のとらえ方を変えてみる【シチュエーション別】

リフレーミングの簡単な使い方としては、

  1. AのおかげでBとなった
  2. AだからこそBになれる

のような、

Aというネガティブな状況からBというポジティブな状況へ変換するんです。

気分を高ぶらせたい時

大事なプレゼンや商談など、緊張やプレッシャーに押しつぶされそうな時ありませんか?

そんな時は、

  • この緊張やプレッシャーのおかげで、自分は成長できる。
  • この緊張やプレッシャーがあるからこそ、成功した時の喜びが大きいはず。

例え、プレゼンや商談を失敗したとしても、

  • プレゼンを失敗したおかげで、次のプレゼンでやるべき課題が見えた。
  • 商談を失敗したからこそ、自分に必要なことがわかった。

結果がどうであれ、ものごとのとらえ方を少し変えるだけで、

ポジティブで前向きな経験となります。

子供の自己肯定感を上げたい時

子供は、親の言動に対して敏感ですよね。

だからこそ、将来に向けて自己肯定感を育てていくことも大切でしょう。

そんな時こそ、リフレーミングを使ってみてはいかがでしょう。

  • 〇〇君が手伝ってくれたおかげで美味しいご飯が出来たよ。
  • 〇〇ちゃんが一緒に遊んでくれたおかげで〇〇君も楽しかったみたい。

ちょっとしたことですが効果はあります。

我が家では、僕や妻がお願いしなくても、自然とお手伝いをしてくれるようになりました。

ちなみに、子供が言うことを聞いてくれないという方は、【子育てパパ必見】子供に笑顔で擬音を使うと言うことを聞いてくれますでも我が家の対応策について解説しています。

まとめ

たとえネガティブな状況であっても、見方を少し変えることで、ポジティブな面を必ず見つけることができます。

起きてしまったことに対して、ネガティブな感情を持ち続けても何も変わりません。

どんな状況でも、前向きな気持ちに切り替えることができれば、どんなことにもチャレンジできるでしょう。

会社の部下や子供に対して、

  • 怒鳴ったり
  • 諦めたり

する必要はありません。

失敗を恐れず何にでもチャレンジさせましょう。

もちろん、自分自身にもリフレーミングは使えますよ。
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