心理カウンセラーのひつじ部長です。
今回の内容は、大事なプレゼンに勝つための心理学テクニックをお伝えします。
- このプレゼンは負けられない
- プレゼン準備は問題ないはず
- プレゼンは緊張する
という方のお役に立てるはず。
僕もサラリーマンなので共感できます。
具体的には、
- まばたきがプレゼン結果を左右する
- 情熱の赤vs 信頼の青
- 視線の高さがプレゼンの勝敗を分ける
について解説します。
まばたきがプレゼン結果を左右する
プレゼンに重要なことは、次の2つです。
- しっかりと準備に時間をかける
- 相手への印象に気を付ける
特に重要なのは、②の相手への印象です。
①のプレゼン準備に関しては当たり前のことなので、
準備不足=プレゼンに負ける
ですよね。
では、印象を良くするのはどうすれば良いのか?
まばたきの回数は心理状態にリンクしており、まばたきの回数が多いと、
相手に「頼りない」という印象を与えてしまうんです。
まばたきの標準回数は、
3秒に1回です。
つまり、
- 3秒間に何回もまばたきをすると緊張している
- 3秒以上まばたきをしないと落ち着いている
という印象を与えることができるんです。
アメリカの心理学研究でおもしろいデータがあります。
大統領選挙で両候補者のテレビ討論の際にまばたきの回数を計測した結果、
まばたきが少なかった候補者が当選したそうです。
意識する価値ありそうですね。
情熱の赤 vs 信頼の青
色で人は変われる。
赤・青・黄・黒・白・ピンクなど色によって連想するイメージってあると思います。
そのため、
色のイメージは、身に着ける人の印象に影響を与えると言われています。
例えば、
赤 | 情熱的・活動的・明るい・興奮など |
---|---|
青 | 冷静・信頼・誠実・公平など |
黄 | 開放的・元気・輝き・希望など |
黒 | 高級・威厳・クール・孤独など |
白 | 純粋・清潔・正義・透明感など |
ピンク | 女性的・やさしい・かわいい・安心など |
意識して「なりたいイメージの色」を身に着けることで、
なりたい心理状態に近づける手助けにもなるでしょう。
っで、プレゼンにオススメな色は、
- 情熱の赤
- 信頼の青
です。
情熱ある熱い気持ちをアピールしたいのなら、赤いネクタイや赤の靴下やハンカチなどを身に着ける。
コストや将来性など冷静にプレゼンしたいなら信頼をアピールできる、青のネクタイやシャツなどを身に着けてはいかがでしょうか。
視線の高さがプレゼンの勝敗を分ける
高い位置は有利です。
人は、高い場所にいる人や背の高い人に対して「力がある」と無意識に感じてしまうから。
お城の天守閣や高~いビルの最上階ってお偉いさんの定番スポットでしょ。
あと背の高いプロレスラーとかNBA選手って無意識に「力の差」を感じたりしませんか?
心理学的にも高さって重要で、交渉事を優位に進めたい時は、目線が高くなるようにする方が良いと言われています。
例えば、
- 背が高い人がプレゼンする
- 厚底の靴を履く
- 身体が沈み込むソファは避ける
- 背筋を伸ばす
プレゼン前の場所取りで揉めそうですね。笑
まとめ
今回ご紹介した3つの心理学テクニックは、非常に効果が期待できるテクニックですが、
- まばたきの回数
- 色のイメージ
- 目線の高さ
いずれも、プレゼン準備が万全に整っている方への、プラスアルファのテクニックです。
くれぐれも、3つの心理学テクニックのみでプレゼンに挑むのは止めましょう。