こんにちは、心理カウンセラーのSORAです。本日は、こちらの質問から始めたいと思います。
あなたは、同じ部署で働くAさんのことが気になっています。
どうにかAさんとの距離を縮めたいと思っています。
「Aさんとの距離を縮めるシチュエーション」を次の3つからお選びください。
- サプライズでプレゼント
- 高級フレンチでディナー
- 残業を手伝ってあげる
答えはお分かりですか?
人は、誰かと一緒にいたいという「つながり」を求める傾向があります。
これを心理学では「親和欲求」と言います。
親和欲求の強い人の特徴としては、
- 食事はしたいが「1人でお店に入る」のは苦手
- 自分の意見に賛同を求める
- メールやSNSが好き
などが挙げられます。
つまり、
1人で行動することが苦手で、自分の意見に自信がなく、常に周りとつながっていたいんです。
- 寂しいのが苦手
- 不安になりたくない
- かまって欲しい
ってことです。
それでは「Aさんとの距離を縮めるシチュエーション」に戻ります。
①のサプライズでプレゼントや②の高級フレンチでディナーは、瞬発的な喜びを与えることができます。
しかし、
記憶には残りにくいでしょう。
特に、相手に好意を持っていない場合は効果が期待できません。
となると正解は、
③の残業を手伝ってあげるとなります。
なぜなら、
親和欲求を満たす3つの要素。
- 寂しいのが苦手
- 不安になりたくない
- かまって欲しい
が詰まっているからです。
1人で残業してる時を思い浮かべてみましょう。
- 心細い
- 苛立ち
- 寂しさ
のような感情がでてきませんか?
つまり、
不安な状態になる=親和欲求が高まる
誰かと一緒にいたいという「つながり」を求めてる状態ってことです。
親和欲求が高まっている時は「記憶に残りやすく」なります。
Aさんと普段はあまり話しさえすることのないあなたでも、親和欲求の高まっている状態のAさんなら確実に距離を縮めることができます。
1人で残業してる時よりも、
- 嬉しい
- 安心する
- 楽しい
といった感情が確実に増します。
気になる相手との距離を縮めたいなら「感情が動きやすいシチュエーション」を狙うのがオススメ。
是非ともお試しください。
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