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【3〜4歳】子供の激しい独り言をうるさいと注意するのはNGな理由

【3〜4歳】子供の激しい独り言をうるさいと注意するのはNGな理由
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こんにちは。
心理カウンセラーのSORAです。
今回の内容は、独り言が激しい子供の対応について解説します。
静かにしてほしいのに‥子供の独り言が激しくて困ってます‥。注意した方いいのか‥。

こんな悩みにお答えします。

結論からお話すると「注意するのはNG」です。

3歳〜4歳くらいの子供の独り言は成長に欠かすことができない「発達行動」だから。

具体的に言うと。

幼児期の子供は、大人のように頭の中で、

  1. 伝えたいこと
  2. やろうとしてること

などを考えることが苦手です。

つまり、

自分が行いたいことや感じたことを頭の中で整理ができないため、一旦言葉に出すことで整理して処理してるんです。

僕の4歳の子供も幼稚園に入る前くらいはしょっちゅう独り言を言っていました。
最近は減ってきましたが、激しい時は何をするにも独り言をブツブツ言ってましたね。

子供の独り言をなんとかしたいとお考えの方は、一度、お子さんの独り言をそっと聞いてみてください。

次は、赤を使って色を塗ってみようかな?
でもお空は青いから青の方がいいよね。
あれ?青がないなぁ‥。じゃぁ‥赤でもいいかな。

内容のかわいさに注意なんかどうでもよくなります。

そもそも、

独り言をやめさせるということは「自分で考えて行動する」という重要な成長を邪魔をしてしまう可能性もあるでしょう。

子供の独り言を優しく注意するくらいならまだしも‥。思わず怒ってしまったり‥なんてことは本当に辞めた方がいいです。

独り言は、自分の考えをちゃんと言葉で表現するための練習。

大人でも、初めてやることや苦手なことなど、実際に試したり繰り返し練習することで、感覚やコツがわかり、自分のものにしていきますよね。

意味をちゃんと分かっていろば、一生懸命独り言を言ってしまう子供たちの気持ちも理解できるでしょう。

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