心理カウンセラーのひつじ部長です。
今回の内容は、ファッションがメンタルに与える影響についてのお話です。
- 今日のファッションには自信がある
- 今日のファッションは憧れの○○さんとお揃い
こんな日は、いつもより出かけるのが楽しくなりませんか?
実は、
ファッション(服装)には、気分を向上させる力があります。
特に、
好きなファッションや芸能人とお揃いなど、自信につながる格好なら尚更です。
さらに、
ファッション(服装)にはこんな効果もあります。
地味な服の方が自分には合ってる‥。
明るい色の服を着れば、明るい性格だと思われるかも‥。
コミュニケーションに不安があるからこそ、明るい印象を与える服を着ることで、無意識に明るい人と思われたい。
確かに、ファッション(服装)によって気分を変えることはできるでしょう。
ですが、
そんな方にオススメなのが、着る服でイメージを変えるのではなく、
着る服に対する「考え方を変える」だけでもメンタルに影響を与えることができるんです。
メンタルに影響するファッションの考え方
なりたい自分を服に託すだけです。
明確なイメージを服に抱くだけで自分を変えることができるからです。
明確なイメージとは、
- この服を着る時は○○な気分になれる
- この服を着る時は○○になりきる
みたいに、自分のイメージを服に託すんです。
でも、
こんなに簡単なのに効果が非常に高いんです。
この心理を利用したある実験があったそうです。
研究者用と書かれたコートを着てもらったグループと、
何も書かれていない普通のコートを着てもらったグループに、
写真をみてもらって、その内容について調べてもらったそうです。
すると、研究者用と書かれたコートを着ているグループの方が、
- 調べた時間
- 調べた内容の質
の両方において優れていたそうです。
要するに、自分が着てる服の用途を意識することで、
行動に変化が出たんです。
サラリーマンであれば、
- プレゼンがうまくいく服
- 生産性が上がる服
- 仕事ができる人と思われる服
といった具合に、自分自身で服に対して用途を決めてしまうことで、
行動に変化が現れるんです。
ファッションがメンタルに影響した体験
分かりやすい体験談があります。
我が家の6歳の長男は、幼稚園の運動会のリレーでどうしても早く走りたいようです。
数年前から子供たちの中で早く走れる靴としてヒットしていた「瞬足(シュンソク)」をご存知でしょうか?
僕も長男にこの「瞬足」を買ってあげようかと考えましたが、あまりの人気ですでに完売…。
っで、仕方なくビジュアルが似てるスニーカーを「瞬足」として長男に買ってあげました。
長男は、完全に本物の「瞬足」だと思い込んでいるようです…。
本人いわく、この「瞬足」はかなり早く走れるそうです。
運動会の本番も絶好調で大満足の様子でした。
つまり、思い込みが行動を変えたんです。
この体験をきっかけに僕も、
- その日の気分
- その日の目標
など、
なりたい自分や達成したい目標を、着る服に明確なイメージを託すようにしています。
気分的な問題ですが、今のとこ上手くいっていると感じます。
着る服に、明確なイメージを託すメリットは、
- 自信がつく
- 目標が明確になる
- 目標を意識できる
だと思います。
何事も意識することは重要です。
さらに、
意識することで気持ちに変化が自然とわきます。
着る服に、明確なイメージを託すことは、
あくまでも、気持ちに変化をもたらすためのキッカケなんです。