心理カウンセラーのSORAです。
今回の内容は、効率よく部下を育成する方法についてお話します。
- 部下の育て方がわからない
- 部下に任せたいが‥
- 部下を信用したいが‥
こんなお悩みにお答えします。
部下の育成って責任重大ですよね‥。
間違った育成を続けると、
- 離職する
- 自立しない
- 結果を出せない
といったことも考えられます。
まず‥。部下の育成には、
- 部下に対する理解
- 部下とのコミュニケーション
- 部下を信じること
が必要です。
本記事では、
心理学を踏まえた「部下の育成方法」についてご紹介しています。
具体的には、
- 部下の育成に必要なこと
- 部下は褒めて育成【ピグマリオン効果】
- ピグマリオン効果の使い分け育成法
について解説します。
部下の育成に必要なこと
部下の育成を始める前に、上司の方が意識するべきは次の3つです。
- 部下を理解する
- 部下との距離感
- 部下とのコミュニケーション
詳しく解説します。
部下を理解する
部下に寄り添う必要があります。
- 育ってきた環境
- 年齢や性別
- 現状について
- 性格
- 考え方
が1人1人違うから。
会社で行う研修などは、各個人に合わせていては時間がかかってしまうため、個人の理解度よりも全体進行を優先するでしょう。
この感覚で部下の育成を進めてしまうと、上記でお伝えした‥。
部下が、
- 離職する
- 自立しない
- 結果を出せない
といった状況になるかも‥。
要するに、研修のような形式で接するのではなく‥。
部下の育成に大切なのは、寄り添う気持ちです。
部下との距離感
人間関係には、丁度よい距離感があります。
ドイツの哲学者の寓話に、こんな話があります。
冬の寒さをしのぐため、2匹のヤマアラシが体を寄せ合おうと近づきました。
ところが、体にトゲのある2匹のヤマアラシは、トゲが邪魔をして体を寄せ合うことができません‥。結局お互いのバランスがとれる場所に落ち着いたそうです。
人間関係にも当てはまるところがあります。
- 近づきすぎてもダメ
- 離れ過ぎてもダメ
なんです‥。
よい関係を築くには、
相手のことを理解し、丁度よい距離感を保つことが重要なんです。
部下とのコミュニケーション
心を閉ざした状態では素直になれない‥。
なぜなら、
あなたのことをまだ信頼してないから‥。
まずは、
仕事の話なんかいりません。
世間話でも大丈夫。
部下の性格や趣味、考えてること‥。なんでもOKです。
閉ざされた心が開けば、素直にあなたの意見や指示をすんなり受け入れてくれるでしょう。
コミュニケーションの量が増えれば、
- 部下からの質問が増える
- 部下の理解度がアップ
- 部下のやる気がアップ
するんです。
部下へのアドバイスについては、新入社員の悩みにアドバイスする方法【心理カウセリングの応用】でも解説しています。
部下は褒めて育成【ピグマリオン効果】
人は、期待されたり褒められるとモチベーションが上がり、良い結果が出ることがあります。
良い結果が出る → さらにモチベーションが高まる → 良い結果が生まれる
といった好循環となります。
この心理状況を「ピグマリオン効果」と言います。
部下に期待したり褒めて育成する方法は、さまざまな企業で活用されているそうです。
ピグマリオン効果は、
- 部下の能力向上
- 部下のモチベーションアップ
- 上司への信頼感アップ
といったメリットが考えられます。
上司から期待されてると感じた部下は、
- 上司の期待に応えたい
- 自ら考え行動する
ようになります。
つまり、自ら成長するんです。
そして、
成長した部下に対して、上司は‥。
さらなる期待が生まれます。
ピグマリオン効果の使い分け育成法
期待する内容や褒める内容は人それぞれ違うはず。
単に期待したり褒めるだけでは意味がないんです。
相手の心に響かないと効果はありません。
- 期待されても‥しんどい
- 期待に応えるのに疲れた
部下の負担になってたら逆効果です。
単に追い込んでるだけ‥。
成長するスピードは人によって違います。
だからこそ、
部下とのコミュニケーションが大切なんですね。
まとめ
部下の育成って責任重大。
間違った育成を続けていると‥。取り返しのつかない状況になることも‥。
そこで、
部下の育成を始める前に、上司の方が意識してほしいことは次の3つです。
- 部下を理解する
- 部下との距離感
- 部下とのコミュニケーション
そして、
上記を意識した上で試していただきたい育成方法に「ピグマリオン効果」があります。
部下に期待したり褒めて育成する「ピグマリオン効果」は、さまざまな企業で部下の育成に取り入れられています。
なぜなら、
- 部下の能力向上
- 部下のモチベーションアップ
- 上司への信頼感アップ
といった効果が期待できるから。
人は、期待されたり褒められるとモチベーションが上がり、良い結果が出ることがあります。
良い結果が出る → さらにモチベーションが高まる → 良い結果が生まれる
といった好循環となります。
最も効率の良い「部下の育成方法」は、部下が、
自らの考えで成長できる場を用意する
ことです。
だからこそ、