- 忙しすぎて時間が足りない…
- 仕事の進め方が分からない…
こんなお悩みにお答えします。
仕事ができないサラリーマンには、ある共通点があります。
本記事では、
「仕事ができないサラリーマン」と「仕事ができるサラリーマン」
の仕事のスタンスや進め方の違いについて比較しています。
デキリーマン VS ダメリーマン
具体的には、
- 無能なダメサラリーマンの仕事の進め方
- できるサラリーマンの仕事の進め方
について解説します。
無能なダメサラリーマンの仕事の進め方
仕事ができないサラリーマンほど意識が低いです。
なぜなら、
サラリーマンである限り、一定水準のお給料は手に入ってしまうため‥。危機感がないんでしょうね。
もちろん、向上心があれば仕事の進め方にも変化が生まれるでしょう。
しかし、
仕事ができないダメサラリーマンほど変化を拒む傾向があります。
ダメサラリーマンについて具体的に次の3つを解説します。
- スケジュール管理
- 仕事の進め方
- 仕事の考え方
スケジュール管理
ダメサラリーマンは、スケジュール帳に予定を書き込むだけ。
スケジュール管理とは「自分の行動予定を書きとめること」だと勘違いしてるから。
つまり…。
目の前の予定をこなすためだけのスケジュール管理である。
仕事の進め方
ダメサラリーマンは、時間の使い方がとにかく下手くそ。
- 口癖が「あぁ…忙しい」
- 今日も無駄な残業
仕事ができないサラリーマンほど無駄なことに時間を使う。
- プレゼン資料のデータ集め
- 優先順位を決めない
プレゼン資料のデータ集め
必要ではないデータまで集める。
プレゼンの着地(目的)を決めてないから、とにかくデータでごまかそうとしているだけなんです。
下記を比較してみましょう。
Aさんのプレゼン資料は、様々なデータが揃っているが…結局…。何を伝えたいのかわからない…。
Bさんのプレゼン資料は、重要な部分のデータがしっかりとまとめてあるから、何を伝えたいのか一目でわかる。
重要なのは、単に資料を作る事ではありません。
相手を納得させる「武器」としての資料を作ることです。
優先順位を決めない
優先順位を決めることは、限りある時間内で仕事を終わらせるためには必須です。
さらに、
優先順位を決める目的がもう1つあります。
仕事の優先順位を決める時に意識すべきことは、
- 自分だけで完結できる仕事
- 自分だけでは完結できない仕事
この2点を明確にすることです。
限りある時間内で仕事を終わらせるには、協力が必要となる仕事を優先する必要があります。
なぜなら、相手にも仕事の段取りがあるからです。
自分の段取りの悪さのせいで、相手の仕事が止まってしまうことは、絶対に避けなければいけません。
仕事ができないサラリーマンほど、自分ができることから手をつけてしまい、協力が必要な仕事を後回しにするため‥。
「相手の仕事を待つ」という無駄な時間を過ごすことになるんです‥。
無駄な残業のほとんどは、仕事の優先順位のミスで発生しています。
もちろん、イレギュラーなことも起きるでしょう。
しかし、イレギュラーが起きそうなことは、ある程度の想定ができるはずです。
イレギュラーも踏まえた仕事の優先順位が必要でしょう。
仕事の考え方
自ら考えて行動しない傾向が非常に強い。
- 上司の指示だから…
- アポイントが入ったから…
- 誰がやっても同じでしょ?
仕事ができないサラリーマンほど「仕事に対する目的」が明確ではない。
やらされてる感がなくならない限り、状況は変わらないでしょう。
できるサラリーマンの仕事の進め方
仕事ができるサラリーマンとできないサラリーマンの違いは、
自ら考え、行動し、結果を出す
ことです。
仕事ができるサラリーマンは、時間を無駄に使いません。
根本的な行動の仕方が違います。
スケジュール管理
行動予定を書きとめるまでは、同じですが‥。
同時に、
- 起きることを想定する
- 考えることを書き出す
起きることを想定する
予定に対し、起きる可能性を想定し事前準備する。
例えば、
商談のためA社へ伺う
場合だと、
- 商談時間を守るための交通手段
- 商談の決め手となる可能性について
商談時間を守るなんて当たり前ですよね?
でも、意外にできない人もいるんです‥。
最短ルートで時間短縮するのは必須です。
仕事ができるサラリーマンは、移動中でさえ
- 商談内容の確認
- 商談のロープレ
など、結果につながる行動をします。
たかが数分〜数十分の移動時間ですが…。
結果が変わります。
仕事ができるサラリーマンは、
さらに‥。
商談を確実に成功させるための準備をおこたりません。
例えば、
クライアントから要求されるかもしれない、
- 無理な契約金額の変更
- 無理な契約内容の変更
- 突然の商談内容の追加
などの予定外の無茶振りに対応する場面もあるでしょう。
事前に上司や決裁者に掛け合い、確認、決済、承認を済ませた上で商談に臨みます。
想定外な事柄も、前もって想定内としておく
クライアントの無茶振りに、あたふたしてると‥。
確実に、タイミングを逃します。
考えることを書き出す
目標(予定)を達成するために必要なことを明確にする。
なぜなら、無駄な動きをせずに目標を達成するためです。
今日は〇〇をする。
ではなく‥。
今日は〇〇をするには、△△から始めて▲▲のようにやろう。
要するに、目標達成のために必要な段階を小分けに考えるんです。
やるべきことを書き出すのではなく、やり方(考えるべきこと)を書き出します。
すると、前もってやり方を考えてるんであとは作業こなすだけです。
一方‥。今日は〇〇をする。
という着地だけの予定だと、いざ〇〇をする時にやり方について調べたり、迷ったりと‥。
時間だけが過ぎていき、
結局‥。達成できない。
なんてことにもなりかねないです。
仕事の進め方
まずは、仮説から考える。
できるサラリーマンほど、無駄な時間をつくりません。
- プレゼン資料を作る
- 商談する
- 企画を立案する
- プロジェクトを開始する
これらすべて仮説をたてることで大幅に時間を短縮できます。
仮説をたてることで、
- 調べること
- 用意するデータ
ど最小限ですみます。
もちろん、ピンポイントの提案につながるのでクライアントの満足度も高くなります。
もし、仮説が違っていれば…。その時に方向修正をすればいいんです。
できないサラリーマンほど、考えられることすべてに手をつけようとするため、
- 時間も必要
- 内容がぶれる
ことになり、クライアントの満足度は低くなるでしょう。
仕事の考え方
自ら考えて行動します。
常に自分で考えるんです。
例えば、
- プロジェクト
- 商談
- 営業
ゴールに向けていかに最短で的確に達成できるのか?
自らの頭の中でビジョンを作ります。
すると、
- 自分がやるべきこと
- 誰かにまかせること
を把握し、的確な指示をだすことができるんです。
つまり、
仕事ができるサラリーマンほど「仕事に対する目的」が明確なんです。
まとめ
仕事ができないサラリーマンと仕事ができるサラリーマンは、正反対の考え方をしています。
できないサラリーマンは、
- 自分で考えない
- 目の前のことだけやる
- 無駄な時間を過ごす
- 仕事に目的がない
- 周りへ指示できない
できるサラリーマンは、
- 自分で考える
- すべてに仮説をたてる
- 時間を無駄にしない
- 仕事の目的が明確
- 周りへ的確な指示ができる
根本的な仕事の進め方や考え方が違います。
時間が経過すればするほど、仕事に対する結果や成果にも大きな開きが生じるでしょう。
仕事ができないサラリーマンに多い、
- 忙しすぎて時間が足りない…
- 仕事の進め方が分からない…
のようなお悩みの答えとしては、
忙しすぎる状況を作ったのは自分であり、解決できるのも自分のみだということ。
なんてただの甘えです。
自分で考えようとしてないだけ。
要するに、仕事に対する考え方を見直せば良いだけです。
自分の考え方を変えるのは、簡単です。
明確な目標を決めれば、おのずとやるべきことが具体的となりますよ。