心理カウンセラーのSORAです。
今回の内容は、無意識に仕事に追われてしまう原因と解決法についてお話します。
- なかなか仕事がはかどらない
- いつも締め切りギリギリになってしまう
こんな悩みにお答えします。
あなたのまわりにもこんな人はいませんか?
30分でできるはずの仕事なのに、締め切りまでに1時間の時間の余裕があると…。
結局…。
30分で終わらせることができず1時間かかってしまう。
なんて人には、ある共通する心理作用が働いてるんです。
その心理作用とは「パーキンソンの法則」と言います。
初めて聞いたと言う人も多いでしょう。
でも、
その心理作用については、
って思う人も多いはず。
1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン著作「パーキンソンの法則:進歩の追求」中で提唱された法則です。
パーキンソンの法則には次の2つがあります。
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
簡単に言うと、
人は時間やお金が、あればあるだけ費やしてしまう
という意味となります。
例えば、
Aさんは、どんな仕事をやらせてもいつもバタバタ忙しく、決められた時間のギリギリまでかかってしまいます。
そんなAさんですが、不思議なことに「仕事量を増やしても」締め切りの時間ギリギリまで働いて…。
すぐに終わると考えられている仕事でさえ制限時間ギリギリまでかかってしまうんです。
って思われがちなんですが、実は…。
Aさんは、パーキンソンの第1法則にとらわれてしまい、時間に余裕がなく常に仕事に追われていただけなんです。
では、
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?
答えは簡単です。
単純に「時間を無駄にして余裕がなくなっている」だけ…。
要するに時間がある分「集中力に欠けている」ってことですよね。
まさに‥仕事あるあるですね。
では、
どのようにすれば時間に余裕をもって仕事を進めることができるのでしょうか?
具体的な方法としては、
って思われる方も多いと思います。
でも、
心理学では、
- 自らの行動を書く
- 自ら言動を意識する
- 自ら行動を決める
という自主的な行動を起こすことで結果に大きく作用すると考えられています。
さらに言うと、
アクションを起こすタイミングまで細かく決めることができれば完璧でしょう。
今回ご紹介した「パーキンソンの法則」ですが、そういえば自分もそういう時あるよな…。
って思った人も多いのではないでしょうか?
でも、大丈夫です。
- やるべきこと
- やる時間
- 段取り
を具体的に意識するだけで状況は改善することができます。
目指すべきは「自主的な行動を起こす」ことなんですね。
最後になりましたが、
時間に追われてしまう人の共通点は、自分が意識してる時間軸が「現在」。
つまり、
今しか見ていないってことです。
仕事を段取り良くどんどん処理できる人の時間軸は「現在+未来」なんです。
まずは、ちょっと先の未来でもいいんです。
自ら意識を向けるだけで状況は大きく変わりますよ。